今回丸岡の改築工事は、耐震診断をしております。
県の補助金を申請しているので、なんとしても受けなければなりません。
耐震診断といっても、最初は現況の診断から始まり、当然のごとく強度不足という結果が出て、その直しの工事に対して補助金が出るという仕組みです。
がしかし、いざ工事が始まると、図面にはあるはずの筋交いがなかったり、梁がなかったり、色々やりながら、計算をし直し、補強計画を変えながら、進めていくわけです。
それを、審議委員会とやらにまたも審査していただくので、写真やら、データやらを、第3者にもわかりやすく色つきの表計算にして、明日、やっとの思いで提出します。
補助金は60万円の予定ですが、実際にはそれ以上の工事費がかかりますし、この書類の手間が半端じゃなくかかります。あ、これはあくまでこの現場の場合で、簡単な場合もあるかもしれません。
この間ＴＶで民主党さんが規制緩和の仕分けをするんだと言ってましたが、建築行政の規制緩和は、12項目の中になかったな・・・。やっぱりアネハのせいだろうな。
なんかもう少し、簡単にできないものですかね。
折角いいことしていても、普通の感覚じゃ、正直誰のための制度なのだろうと感じてしまいます。
