地震と建物

3月11日に発生いたしました東北地方太平洋沖地震において、
被害にあわれた皆様方に心よりお見舞い申し上げます。

不条理の一言に尽きる今回の地震です。
TVでご家族を失われた方の涙ながらのお話を聞くと、
本当に今自分がここでのほほんとしている事は、
罪の意識まで感じてしまう日々です。

義援金など出来るだけの事はしているつもりでも、
本来は向こうへ行って、体を動かして瓦礫のひとつも撤去するのが良いのじゃないかと、このような災害が起こるたびに感じますが、
実際はそうもいかず、せめて目の前にある仕事を誠実に行う事ぐらいかと思います。

今回、会長を務めております福井県インテリアコーディネーター協会の
20周年講演会を堀木エリ子氏を招いて開催する事に致しましたが、
これも色々な意見の中で、止めるのは簡単だが、
(いや、止めるのも大変ですけど)やり抜く中で、
何か意思表示が出来るのではないかと思いました。

日本人は本当に自然と闘いながら、
自然と共に暮らしてきたんだなぁと感じました。