PCコーナーは散らかりがちなので、なるべくLDKのちょっとした視覚になる部分がお薦め。
●こちらの写真は完成時のまだ生活されてないタイミングで撮りました。
●こちらお引越しして間もなくに撮影しました。その後さらにしばらくしてからの写真は控えておきます。物を出しっぱなしにしがちなので、いつも目に入る場所に設けるならきちんと片づけないと、部屋中がゴチャゴチャな雰囲気になりがちです。
PCコーナーは散らかりがちなので、なるべくLDKのちょっとした視覚になる部分がお薦め。
●こちらの写真は完成時のまだ生活されてないタイミングで撮りました。
●こちらお引越しして間もなくに撮影しました。その後さらにしばらくしてからの写真は控えておきます。物を出しっぱなしにしがちなので、いつも目に入る場所に設けるならきちんと片づけないと、部屋中がゴチャゴチャな雰囲気になりがちです。
先日のこと。
事務所のすぐ裏の道路わきに亀がのそのそ歩いていました。
ご覧のように駐車場の前なので、気が付かないと轢かれちゃうよ!
事務所に来られたことがある方はわかると思うのですが、すぐ横が狐川なので、
そこから上がってきたのかなと思いますが、それにしても見つけた場所は川から
40m以上離れた場所。冒険にもほどがある。
よく見ると耳のあたりに赤いラインの入った、元お祭りで売っているようなミドリガメかと思われます。おそらく、飼えなくなった亀を川へ放したものが大きくなって、その子孫が今ではこんな風に、ここらを我がもの顔にしているんだと思います。
以前これとは別に、そこそこ大きな蛇も見かけました。
自然豊か(?)な社西地区。いいところだ。
ちなみに、この亀がその後どうなったのかは、知る由もございません。
昨日は、富山のWoodLinkさんの工場見学、本日は木造耐震促進事業協議会の講習会で、ちょっとお疲れ気味ですが、簡単に報告させていただきます。
まずウッドリンクさんの件。昨年ショールームが工場に併設となり、プレカットだけでなく、住宅の基幹部分を扱う企業としての本気を感じてきました。
なぜWoodLink(WL)が集成材を扱い、お勧めしているかを判り易く模型や実物の展示をしたり、またそれでWLが自分の企業に誇りを持っていることが伝わってきます。
最初の説明が 企業理念 ES=CS(Employee Satisfaction=Customer Satisfaction 従業員満足=顧客満足)だということでした。 工場もショールームもピカピカに磨き上げられていたのが、とても誇らしげでした。
住宅の省エネ性能や、耐震性能を考えたとき、われわれ設計者の立場から、なぜそれをお客様にお勧めしているのか、明確に答えられるかと、いうことが重要ではないでしょうか。
施主の要望やプラン、家族構成や生活習慣、考え方、それらによって求められる性能は必ずしも一つではないので、また当然お値段の問題もありますから、設計者の立場としては、引出しを多く用意して、コンシェルジェに徹する必要もあると思います。
よく、これでなくてはヤバイなどという半ば脅し文句のような広告を見かけますが、あれは消費者をバカにしていないか、とも思います。皆さん、賢い消費者になってくださいね。
さて、本日ありました木造耐震促進事業協議会(木耐協)のお話は、既存の古い建物(昭和56年以前)を、診断して危険だとわかれば、補強することに補助金を出しますという制度が今年度も決定されたのですが、これの診断士の資格の講習会でした。私もだいぶ以前から診断士をしていますが、これがなかなか面倒な診断でして、たまにしかしないものですから、いちいち教科書をひっくり返して読み返しやるわけです。しかも、数年に一度中身が変更になったりして、書類作成で大変な思いをします。
が、補助金額最大110万円(福井市の場合)は魅力なので、頑張ってやるわけですが、今日の講習を受けての感想は、申し訳ありません、なんだか理系のオタクの中途半端な制度で、それが毎回どんどん深まっているイメージです。もうちょっとスマートにならんもんかと思うんですが。
あっ、もちろんここで日々判定に携わっている方々の努力たるや、リスペクトに値するものであることは疑いようもありません。ほんと、尊敬します。
個人的には、古いものを大切に直して使うということがすごくいいことだと思っておりますので、この診断で、建物の強度が客観的に数字で評価されるということは、有意義なことだと思います。
ちなみに、さくらスタジオ(新事務所の予定)は現況の診断では、震度6強の地震で倒壊の恐れありと出てしまいました。ちゃんと補強して、安全な建物にしてお披露目しますので、ぜひお楽しみに。
今回はサッシの性能と建物の温熱環境について少し感じたことをお書きします。
先日ある方の設計の中で、サッシの性能をどうするかというお話になり、具体的に間取りも固まりつつあるので、性能とサッシの金額とを比較してみました。
写真はその時の資料ですが、上はYKK-apさんのサッシの性能とか構造の資料(http://catalog.ykkap.co.jp/webcatalog/index.aspx)です。
サッシも近年急激に性能をアップさせており、いよいよというか、やっと、日本のサッシも世界基準的なものが出始めました。意外かもしれませんが、世界的に見てアルミサッシが主流の日本は、ちょっと温熱性能から見ると遅れていましたが、YKKさんなどは樹脂サッシに力を入れていくそうで、大いに期待したいところです。
そんなわけで、性能は良ければいいのですが、当然値段も高くなります。
枠はサッシメーカー、ガラスはガラス屋で別、という旧態然とした業界であったのが、最近は両方をメーカーが直接組立出荷する体制になりつつあるのと、二重価格構造の問題などで今一つクリアでないのは相変わらずですが、直接メーカーさんの担当者にお願いして価格の比較表などを取り寄せ、それぞれ性能と金額を出していただいたのが、中ほどの資料です。
それらを具体的な建物にあてはめ、年間の光熱費用がどれほどになるかを出したのが下の3冊で、新住協さん(http://shinjukyo.gr.jp/)のQpexというソフトを使わせていただいております。それぞれ、アルミ+複層ガラス、アルミと樹脂の複合サッシ+Low-Eガラス、そして樹脂サッシの3種類をあてはめてみました。
前提条件として、家中の温度を福井で暖房が必要な期間20°cに維持する。日射の影響、生活による室内の熱取得も考慮しています。
それぞれ、年間の暖房費は灯油100円/L 換算で 14,100円 25,800円安くなる計算結果でした。これは電気暖房の場合も併せて出せるのですが、ほぼ同じような結果でした。(ただし、電気の場合の暖房は熱効率COPというやつがどう見るかで変わってしまうのですが・・・)
サッシの金額と比較すると、どちらもほぼ10年くらいで元が取れる計算です。
これを安いとするか、高いとみるのか、その辺は人により家族により価値観の違いの出るところだと思います。
しかし確実に言えるのは、一昔前に比べ、樹脂サッシや3重ガラスアルゴンガス入りなどが、手の届く範囲に来ているということです。
これから住宅をお考えの方なら、選択肢の一つとなる時代になりました。
今回はサッシだけを変えて計算していますが、今後、断熱材を変えた場合の比較などもしていきたいと思います。
先日、完了検査があり、無事「済証」の発行となりました。
いつも、検査官の方は早めにいらっしゃるので、15分前に着くようにしたのですが、やはり、現場前で既にお待ちで、「一体何分前に来ていればいいのだ」と焦ってしまいました。
さて、現場のリビングには、こんな造り付け家具があります。
左側の茶色のタワー家具です。基本的にオーディオ関係のものが収まる予定ですが、携帯の充電器などもここに入るようです。
正面には大型の壁掛けテレビが付く予定です。
上はアルコーブ照明(テレビの背面は暗くないほうが目に良いそうです)、中間にテレビの後ろに隠れる端子、下にあるのはスピーカーの端子です。それぞれ、位置を施主並びにオーディオ屋さんと打ち合わせて決めてあります。
扉を開けたところ。
この、それぞれの棚や引出の寸法もすべて中に入るものから割り出した大きさです。中間下の開き戸は、ダークガラスで、リモコンが閉じた状態で使えるようにしてあります。また、テレビとの配線は、ここに集まるように壁の中をあらかじめ蛇腹配管で、仕込んであります。
家具工事は、既製品の家具に比べ割高ですが、このように市販の後置き家具ではできないことの実現が可能で、この例のように収納という役割を最大限に発揮することができれば、決して高くなかったことになるのではないでしょうか。